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悪徳解体業者の手口①「追加工事の請求」

解体工事は、悪質な業者が多いのが実情です。特に多く被害が起るのは、不当な高額見積りです。解体工事に関する予備知識の無い依頼者に対して、通常では考えられない金額を、当然のように提示してきます。

しかし最近、高額見積りによる被害は減少傾向にあるようにも見えます。解体工事を依頼する場合、多くの人が事前にインターネット検索を行い、インターネット上で見積りを取得する事が常識となってきました。解体工事に必要な費用相場などの情報も比較的容易に取得できるため、解体業者からすると、高額な見積り提示では、解体工事そのものの受注が困難となってしまったのです。

悪徳業者はいなくなったのか?

では、悪徳業者はいなくなったのかというと、そうではありません。悪徳業者は手口を変え、今でもいろいろな方法で暴利をむさぼっているのです。

見積りを取るという事は、解体工事にかかる費用比較を行うということ。
解体を依頼する側の心理としては、安いに越したことはない・・・と、つい思ってしまうでしょう。そこにつけ込んで、最近の悪徳業者は、解体工事の見積りを、破格の安さで提示するようになっています。

場合によっては、明らかに原価割れを起こすレベルの安価提示もあります。
では、なぜ悪徳業者は、そんな事をするのでしょうか。

安価な見積り提示は、確実に解体工事の受注を獲得するためだけの施策です。
「とにかく、安い業者を探したい」と考えている依頼主を、安価な解体費用をエサにおびき寄せるのです。しかし、単に受注をして解体工事を行ったのでは、解体業者側は赤字になってしまいます。

最近の悪徳業者の手口

実はこの手口には、解体工事を受注した後に罠が潜んでいます。
正式に依頼を行うと、解体工事は着実に進んでいきます。そして解体が完了すると、追加の見積書が提示されるのです。内容は、とんでもない高額な見積りです。

拒否しようとすると、建物の滅失登記に必要な証明書発行を行わないなど、依頼側の弱みを使って脅す事もあります。「既に追加分の工事も完了しているのだから、支払うのは当然だ」というわけです。警察に頼んでみても、これといった証拠もありませんし、民事不介入という理由でなかなか依頼者側の期待通りには動いてくれないようです。

こういった悪質な解体業者に引っかからないよう、正確な見積りの比較が必要です。大前提として、解体工事の許可証の確認などはもちろん、事前に契約書を書面で交わしましょう。そして、想定される追加作業がある場合には、解体前に金額の提示を求めることが鉄則です。

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