お客様の声

今回、家の回りの土地が県の区画整理の対称となっていて、実家を取り壊さなければいけない事となりました。この区画整理の話が出たのも、かれこれ20年位前に出た話で、その頃は、両親も健在で両親が汗水たらして建てた家が両親が亡くなるのを待っていたかの様に解体されたのには感慨深いものがあります。 息子である私自身も12～59歳まで人生の大半をこの家で過ごしてきました。親父は2011年2月の寒い時期に敷地の庭で倒れて朝方私が仕事から帰ってきて冷たくなっているのを発見しました。89歳でした。お袋は認知症を患っていてその事に気づきませんでした。 そのお袋もこの区画整理が動き出したタイミングで去年の7月23日施設で92歳で亡くなりました。 そういった思い出いっぱいつまった実家が区画整理でなくなり更地になるというのは、単に家そのものを壊すのではなく、そこに暮らしている人が色々な思い出と共に住んでいたということを胸に刻んで取り行ってもらいたいと思います。