目的別解体費用

駐車場の解体費用

駐車場は種類が多く、業者によっては解体費用の見積り金額が異なるケースも少なくありません。

Point1

駐車場の解体費用相場

一般的に駐車場の解体費用は、坪数もしくは平米数にそれぞれの単価を掛けて計算する場合が多いです。

また、建物の付帯工事で駐車場の解体をする場合や、解体する駐車場の規模が小さい場合に、「一式」といった表記で見積書に記載されるケースがあります。

なお、当協会を利用して駐車場の解体をした見積りデータ、366件の平均坪単価と総額の平均は以下の通りです。

平均坪単価 総額の平均
2万2,400円 13万8,528円

Point2

駐車場の種類

駐車場といっても規模や種類は様々です。また、駐車場に使われている建材や構造によって解体費用は異なります。
解体する予定の駐車場がどの種類にあたるのか事前に確認をしておきましょう。

平面駐車場

屋外の地上にある駐車場で、砂利やアスファルトで舗装されている場合が多いです。長さや幅に制限がないので大きな車を停める場合にも適しています。アスファルトで舗装されている場合は斫り工事で解体するのが一般的です。

自走式立体駐車場

運転手が自走して停車スペースに車を移動するタイプの駐車場です。「フラット式」と呼ばれる各階をスロープで連結させたタイプや、「スキップ式」と呼ばれる段違いのフラットな駐車スペースをスロープで接続したタイプ、そのほか「連続傾床式」と呼ばれる駐車場全体がゆるやかならせん状になっているタイプなどがあります。

機械式立体駐車場

車を機械管理された建物内に停める駐車場です。2段、3段と縦に積み上げていく「多段式」や、横と縦に移動ができる「昇降式」などがあります。そのほか、建物の地下に収納する「地下スライド式」や庫内で大型の機械に乗せて移動させる「メリーゴーランド式」などが有名です。

Point3

駐車場の解体事例

駐車場の解体では、設備やアスファルト、コンクリートなどを撤去する作業費に加えて廃材の処分費が掛かります。
そのため、見積りを取る際は項目に漏れがないか注意しながら確認するのが重要です。
ここからは、当協会を通して実際に駐車場の解体をされた方の見積り例をご紹介します。

車2台分の立体駐車場を解体した事例

ご自宅で使われていた上下に1台ずつ格納できる立体駐車場を解体された事例です。
老朽化に伴い、撤去して土地を活用されるご予定でした。見積りには3社が参加して、結果はA社23万9,800円、B社16万5,000円、C社15万5,000円という結果でした。

A社の見積書

A社の見積り

B社の見積書

B社の見積り

C社の見積書

C社の見積り

アスファルト280坪の駐車場を解体した事例

平屋づくりの延べ床面積25坪の車庫と周辺のアスファルト約280坪を解体した事例です。
車庫は築14年ほどで、中には残置物も残っていました。見積りには3社が参加して、結果はD社250万8,000円、E社270万6,000円、F社275万円という結果でした。

D社の見積書

D社の見積り

E社の見積書

E社の見積り

F社の見積書

F社の見積り

Point4

マンションの立体駐車場を解体すべき3つの理由

マンションに立体駐車場がある場合は、放置すると様々なリスクがあります。

マンションに立体駐車場を置くメリットが少ない

若者の車離れや住人の高齢化などにより、車の保有者が減ったというマンションは少なくないようです。
さらに、立体駐車場は機械の誤操作などにより思わぬ事故が起こるリスクがあります。法律により一部取り締まりが厳しくなっているのも現状です。(駐車場法)
そのため、古くなった立体駐車場は放置せず、撤去して平面化の工事を検討してください。

駐車場を停止させても根本的な解決にならない

古くなってしまった立体駐車場は、機械を動かさなくても老朽化が進んでいきます。
万が一、メンテナンスを怠ったまま使用してしまうと、車が落下するような大きな事故に繋がりかねません。
また、マンションに設置した立体駐車場は、地下がピットと呼ばれる空間になっていることが多く、物を落としてしまうと拾うことができなかったり、子供が遊んでいて落下してしまったりする恐れがあります。
簡易的な方法として、機械が作動しないように完全に固定する対処法などがありますが、立体駐車場そのものを放置することによるリスクはなくなりません。
心当たりがある方はなるべく早期に対処しましょう。

先延ばしにすると積立金や修繕費がかかり続ける

古くなった立体駐車場を放置し続けると、積立金や修繕費が掛かり続けるのも大きな問題です。
老朽化が進んでしまい、倒壊などの恐れがある立体駐車場は物件の価値を下げることにも繋がります。場合によっては入居者が減ってしまう恐れがあるといえます。
長期的な視点から見ても、使用しない駐車場は早めに撤去するのがおすすめです。

ご自宅/空き家/店舗/オフィス/ビル/アパート/別荘/遠方にある建物/火災物件/木造/鉄骨造/RC造/内装解体/スケルトン解体/
ハウスメーカー・工務店・設計事務所・不動産・大手フランチャイズなどの法人様からの依頼は全国に多数実績ございます。

0120-978-952 8〜20時(土日祝も対応) 通話料無料(携帯・PHS可)

一括見積のご依頼はもちろん、見積書チェック/費用相場のご案内/
工事リスクのチェック/解体業者の評判チェック/
不用品処分/借地返却/新築/不動産売買/相続等のお悩みや疑問、
どうぞお気軽にご相談ください。

年間9,000件以上のご相談を承る地域専任スタッフが即日対応いたします。
お持ちの見積書が高いか安いか、安心か、2~3分のお電話で判断できます。

私たちのこれまでの経験を
少しずつ書きためました。
以下メニューもぜひご覧ください

見積依頼・資料請求・ご相談

見積依頼・資料請求・ご相談