FAQ 解体工事
鋤取り(すきとり)とは、表土等をある一定の厚みに薄く取り除くことですが、撤去工事の際に想定よりも多くの残土を業者が鋤取ってしまうことが稀にあります。
例えば撤去工事後に新築を建てる場合を想定すると、土を鋤取り過ぎて地盤が低くなってしまったので、建築会社からその点を指摘されることがあります。
しかし解体業者に頼んで新しい土を入れて貰って、元の高さに戻して貰えば良いという単純な話ではありません。
鋤取り過ぎた場所に新たに入れる土は、締め固められた強度のある土ではありませんから、新築を建てる場合は地盤沈下の原因にもなりえ、建築前の地盤調査でNG判定が出てしまう可能性も高まります。
地盤の強度を高めるための工事も必要になりますから、まずは撤去工事後に新築を建てる場合は建築会社に対処方法を相談をするようにしましょう。
残土を鋤取り過ぎたことが工事業者側のやり方に責任があるようでしたら、費用面の負担なども業者に連絡して取り合うようにすべきです。
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