二重壁
鉄筋コンクリート造の建物において、戸境壁の内側にすき間をあけて、石膏ボードなどを張り、石膏ボードに内装用のクロスを貼り付けて仕上げる工法のこと。コンクリート面の凸凹などを気にしなくていいため施工効率が高いことやコンセントやピクチャーレールなどを自由に設置できるといったメリットがある。従来の工法では、振動により音が伝わる太鼓現象が起きたため、遮音性に問題があると言われたが、現在は角材で柱を立てて石膏ボードを固定し、コンクリート壁と石膏ボードの間に断熱材を入れるため、太鼓現象は起きなくなった。
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