失敗しない解体工事

悪徳業者の見分け方

その業者、大丈夫ですか?
悪徳業者の見分け方、お教えします!

安心して解体工事を依頼するために

解体工事を依頼する前に
必ず確認したいポイント

解体工事は、あらゆる工事の中でも「もっともトラブルが発生する工事」と言われています。
安心して解体工事を依頼するために、悪徳工事業者の見分け方をしっかりチェックしましょう!

必ず確認したい Point1

工事を行う資格を持っていない

解体工事をするには以下のいずれかの資格が必要です。

  • 建設業許可

    全国どこでも工事を請け負うことができる資格です。

  • 解体工事業登録

    業者が事務所を構えている都道府県内における解体工事にのみ工事を請け負えるという登録制度です。

    また、廃棄物を「運搬」するための許可証、許可を受けているエリア、有効期限も確認しましょう。運搬業務を自社で行わずに外部委託している場合は、委託先の許可証も確認してください。許可をもたない運搬業者と提携している業者は、廃棄物を不法に処理している可能性があるのです。

必ず確認したい Point2

不当な追加費用を請求されないかを
チェックしましょう

不当な追加予算に関して
こんなトラブルが多く報告されています

  • Case1

    他社に比べてかなり安かったので工事を頼んだが、後になって「追加費用」という名目で多額の請求をされ、支払ってしまった。

  • Case2

    傾いていたブロック塀が解体工事で倒れてしまった。
    業者の保険が適用できず、修復費用を業者と折半で支払った。

解体工事では、建物の下に隠れている「地中埋設物」の撤去費用を見積書に含める事ができません。現地確認をするだけではその発見が不可能だからです。地中埋設物には、主に浄化槽や便槽、標準よりも地中深くまで作られた基礎、以前の建物を解体した際に残していった廃材などが挙げられます。

本来、業者はこれら地中埋設物の処分に関して、お客様に口頭や図面でもって確認を取ります。そして万が一、解体工事中に地中埋蔵物が発見された場合は、お客様に地中埋設物が出てきた旨の報告とその発生した事実の確認をしていただき、撤去方法や費用の相談を行います。その上で作業を進めます。

しかし、悪徳業者はこの地中埋設物を偽造し、あたかも前から存在していたかのように説明をして撤去費用を工事開始後に要求してきます。「費用を支払わなければ取り壊し証明書を発行しない」など、脅しのようなことを言ってくる悪徳業者もいます。取り壊し証明書がなければ建物滅失登記が行えず、最悪の場合は新しい建物の登記が行えないなど、様々な問題が発生します。

解体工事を依頼する前には、必ず地中埋設物に関する事前の説明をしてくれる業者を選んで頂くことをお勧めします。または契約書に「地中埋設物が発生した際にお客様に確認を入れる」という文章が入っているかなどを確認するようにもしてください。

必ず確認したい Point3

相場を下回る見積り金額を提示されていないかを
チェックしましょう

安すぎる見積金額での依頼において、
こんなトラブルが報告されています

  • Case1

    安すぎる見積りを提示されたが、詳細な見積書を発行してくれなかった。最後まで詳細がわからずモヤモヤした。

  • Case2

    他の業者よりかなり安かったが、後に不法投棄を行っていることが判明した。

業者から「100万円の相場を50万円で請け負うから、早く契約してほしい」などと言われたら注意が必要です。業者によってある程度費用を抑えることは出来ても、相場を大きく下回る金額提示は基本的に不可能だからです。

建物の取り壊しでは「削ることの出来ない費用」があります。工事に携わる職人さんの人件費や建物の養生費、廃材の処分費などが該当します。つまり、提示金額が相場を大きく下回るということは、これらの費用を不当ないし違法に削っている可能性が高いのです。

違法な賃金での労働強制、不十分な養生による近隣被害、廃材の不法投棄……これらを行う業者に依頼しても、完工までの良好な対応は期待できません。金額に不安を覚えた際に、業者が詳細な見積書を発行しなかった場合は、依頼を避けるのが無難と言えます。

必ず確認したい Point4

近隣対策は万全か
チェックしましょう

近隣対策に関して
こんなトラブルが多く報告されています

  • Case1

    解体工事がずさんで、近隣に大変な迷惑を掛けた。
    工事後も近隣からのクレームが後を絶たない。

  • Case2

    依頼した業者の孫請け業者が施工を始めた。養生もせずに工事を進めたため近隣からクレームが殺到。情報伝達ができておらず依頼した業者に改善を求めたが一向に改善されずクレームが絶えない。

ブルーシートをかけただけの手抜き養生

ブルーシートでは、防音効果も粉塵防止効果もなく、より近隣の方とのトラブルになりすい。

綺麗に養生された解体現場

防音・粉塵などの対策が適切で、近隣への配慮もできた養生。

解体工事が途中でストップすると、その分だけ工事期間が延びてしまいます。工事期間が延びると、業者にとっては、雇っている職人やレンタルしている重機の使用期間が長くなり、経費がかかってしまいます。

クレームが起こらない業者とは
以下のようなことをきちんとやっている業者のことを言います。

  • 解体工事の着工前に、近隣の挨拶に回ってくれる
  • 近隣に配る「工事案内」に業者と現場管理者への連絡先が記載されている
  • 建物の3面は養生シートを設置してくれる
  • 工事中はホコリやチリの飛散防止として散水してくれる
  • 解体作業時間を決めて、迷惑がかかりそうな時間帯は作業をしない
  • 接道を土などで汚した場合はきれいに掃除して終了する
  • 粗暴な言葉使いをしない

必ず確認したい Point5

工事中に事故が起きた場合の
保証をチェックしましょう

工事中の事故に関して
こんなトラブルが多く報告されています

  • Case1

    工事中に業者が隣家を傷つけてしまった。その責任を自分が取ることになった。

  • Case2

    解体工事中に重機が水道管が通っている上で作業したため水道管が陥没して外れてしまった。通常とは違う配管だったが、設計図の確認を怠ったのが原因。修復費用を業者と折半で支払うことになった。

本来、解体作業中に生じた事故や破損に関する保障は、100%お客様には関係ありません。正規の業者であれば当然それを認識しています。解体作業中の事故の保障をお客様に負担させる業者は、業者としての認可・免許などを保有していない、いわゆる「モグリ」の業者の可能性が高いです。

業者が工事の保険に入るためには、厳しい審査があります。反対に工事の保険に加入している業者は、厳しい審査をクリアした優良業者と言えます。
業者に工事を依頼する前に必ずその業者の保険の加入の有無を確認しましょう。

さらに、できるかぎり重機保有の有無も確認しましょう。少なくとも重機を1台以上保有している業者を選びましょう。すべての車両や重機をレンタルで使用しているという業者は解体工事の実績が浅いだけでなく、問題があった際、連絡が取れなくなったりするケースもあります。重機保有の有無を確認する方法として、重機の車体に表示されている事業者名で見分けるのもそのひとつです。

必ず確認したい Point6

契約書を事前に書面で結べるか
どうかをチェックしましょう

契約書に関して
こんなトラブルが多く報告されています

  • Case1

    契約書を結ばずに工事を開始したら、近隣がうるさくて見積どおりに解体工事できない、と40万円追加で請求された。代わりに対応してくれる業者も見つからず、泣く泣く40万円を支払った。

一般的な業者さんには工事を開始する前に“きちんとした契約書”を結ぶといった習慣がありません。ご自分で解体業者を探してご依頼する場合は、業者が「契約書などなくても良い。」と言っても、あなたからお願いして必ずきちんとした契約書を結んでください。

必ず確認したい Point7

工事後のアフターケアも
チェックしましょう

工事後に関して
こんなトラブルが多く報告されています

  • Case1

    敷地内の地中に解体工事で出た廃材を埋められてしまった。

  • Case2

    怪しい業者がいるとは知らずに工事を依頼した。工事後、おかしな電話がかかってきたり、営業をされた。

解体工事で発生する廃材(産業廃棄物)は、業者がその処理をするものです。 地中に廃材が埋められていた場合には、すぐにそれが発見されます。そして、地中を掘り返し、廃材を処分するということになります。この費用の負担はお客様がすることになりますので、業者は慎重に選びましょう。

残念なことにこの怪しい業者からの攻撃を回避するのはなかなか難しいと言えます。
しかし、未然に防ぐ方法はあります。

怪しい業者を回避するために以下のことをしましょう。

  • 情報収集をしっかりする(第三者に聞く)
    解体工事の経験がある知人の方から情報を得るか、できるかぎり多く情報収集しましょう。
  • 解体工事を一括してお願いする(元請け会社がある場合のみ)
    元請け会社自体が大手で、その保証がしっかりしていれば安心です。
  • 弊社解体無料見積ガイドのような第三者機関から紹介を受ける。
    ただし、この場合も第三者機関としての営業歴が長く実績を多く積んでいる会社を選ぶことが大事です。

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