解体⼯事費⽤の内訳を分解すると、「⼈件費」と「産業廃棄物処理費⽤」の2つの項⽬が
その70%から80%ほどを占めています(現場状況により異なります)。
解体業者はこの2⼤コストを抑えることができれば、⽐較的簡単に利益を上げることができるのです。
そのため、「悪徳」と呼ばれる業者は、この2⼤コストを削減するためには⼿段を選ばないのです。
安価な解体業者
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産業廃棄物を不法投棄
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産業廃棄物を解体現場に放置
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産業廃棄物を地中に埋めて隠す
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現場監督者がいない
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近所迷惑おかまいなし
質の⾼い解体業者
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効率の良い⼯程で作業
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無駄のない⼯事内容で総合的に安くすむ
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近所への配慮を怠らない
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整地まで⼿を抜かず、きれいに仕上げる
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⼯事の進捗状況を施主様に報告
安価な解体業者に頼んだことによるトラブルケース
産業廃棄物を不法投棄、もしくは現場に放置、地中に埋めて隠す等
現場監督者がいない
近所迷惑おかまいなし
多くの⽅にとって、解体⼯事は⼀⽣に何度も⾏うものではありません。販売業のようにお客様がリピーターになることもほとんどありません。悪徳業者はそこにつけ込みます。1⼈1⼈のお客様を⼤切にしようとはみじんも思わないのです。ついては近隣への配慮など⼀切考えないのです。
近隣迷惑を⼀切気にしない業者に⼯事を依頼した場合
このような解体業者は近隣への配慮が⽋けているので、破損事故などの起こる可能性は⾮常に⾼くなります。
質の⾼い解体⼯事の内容とは
わからないことだらけの解体⼯事。情報収集のためにインターネット検索をしても、なぜか悪い⼯事例ばかりが⽬に付いてしまいます。不安をあおるだけのホームページがあることも問題かと思いますが、そもそも「質の⾼い解体⼯事について」の紹介が少ないことからだと思います。
以下に、「質の⾼い解体⼯事」とは、具体的にどんな⼯事内容なのかをご紹介します。
ご迷惑がかかるかもしれない近隣すべてに、解体⼯事前に挨拶を⾏う。
効率良い⼯程で作業を進める
抜けや無駄のない⼯事内容で、総合的に安くできる⼯事を⾏う
⼯事中にご近隣への配慮を怠らない。
また、解体⼯事には騒⾳がつきものですが、質の⾼い⼯事を⾏う解体業者には必ず腕の良いオペレーター(重機を操作する作業員)がいるため、安全で騒⾳を抑えた作業で建物を解体します。
⼯事終了後も迷惑をかけない。
整地まで⼿を抜かず、綺麗に仕上げる
必要な⼯事の進捗状況を施主様に報告する。
適正価格とは何なのか
解体⼯事は質を落とさず、できるだけ安く⾏ないたいものです。
解体⼯事でいう“適正な⼯事”とは、⼯事中はもちろん、解体⼯事終了後にも追加請求を含むトラブルが起きない⼯事の事を指します。そして、“適正な価格”とは、その適正な⼯事を⾏える⾦額の幅を指します。
解体⼯事を依頼する前に相⾒積もりをとることも⼤切ですが、相⾒積もりする業者すべてを統⼀した内容に揃えることが⾮常に⼤切です。
下記に業者ごとに⾦額差の出やすい項⽬を挙げました。⾒積りを取る際に、各業者がどのように⾒積もりをしているかと、業者すべてに⼯事条件を揃えたい場合にお役⽴てください。
金額差の出やすい項目
- 仮設養⽣は設置されるか?
- ⼯事施⼯範囲はしっかりと伝わっているのか?
- 解体⼯事によって出た産廃物は適正処理されるのか?(マニュフェスとの発⾏が可能か?)
- 近隣への挨拶をしてくれるのか?
- 通勤時間や帰宅時間も⼯事を⾏うのか?
- 苦情の対応(連絡先の表⽰など)は解体業者が⾏うのか?
- 敷地の外を利⽤して⼯事をする場合など、道路の使⽤許可を取ってもらえるのか?
- 交通誘導員は配置するのか?(道路使⽤許可などをとった場合には必要となります)
- 毎⽇の⼯事終了後には掃除を⾏うのか?
- 建物取り壊し後の整地作業は、ゴミ拾いまで⾏うのか?
- ※業者に依頼すると割⾼になってしまう物、⾏政では無料で回収している物になります。
必ず、安い解体⼯事には安いなりの理由があります。
「安い⾒積もりが出てきてよかった」と安易に喜ぶのではなく、安い⾒積もりをしてくれた解体業者には、その安い理由を必ず確認しましょう。もしかしたら、お客様が望んでいる解体⼯事の質に及ばないものかもしれません。⼯事が始まってから追加で注⽂をすれば、その費⽤をさらに請求されてしまいます。
安いと思っていた買い物が、後々になって⾼い買い物になってしまったという、“安物買いの銭失い”にならいように注意しましょう。
もし、お⼿元にある⾒積書に不安なところがございましたら、解体無料⾒積ガイドにご相談ください。
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