マンションなどのスケルトン解体費用について

スケルトン解体工事では、建物の骨組み以外の内装部分をすべて解体します。

内装部分が解体されると、建物の中には何も残っていない状態になります。そのため、スケルトン解体は、マンションの間取りや配管の設置場所を一新してリフォームリノベーションをする場合にも施工されます。

スケルトン解体を検討している方の中には、すでに見積りを取っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、あまり馴染みがない工事のため「高いのか安いのか、工事の相場がよく分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか?

スケルトン解体の費用を抑えるためには、複数の解体業者から直接相見積もりを取ることが重要です。

この記事では、スケルトン解体をするにあたって必要な費用について解説していきます。また、解体費用を抑えるコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

スケルトン解体の費用

まず、内装部分の解体費用についてご説明します。下記の表は、実際の見積りデータを元に作成しました。

解体場所 京都府京都市
坪数 18坪
坪単価 18,611円
解体費用 335,000円
坪単価
坪単価とは、建物を取り壊す際にかかる費用の、一坪あたりの単価です。

建物の解体費用は、「坪数」に「坪単価」を掛けて計算します

解体費用の計算方法

解体費用の計算方法をまとめると、以下のようになります。

  • 「坪単価」×「坪数」=「本体工事費」
  • 「本体工事費」+「付帯工事費・養生費・残置物処分費」=「解体費用の総額」

例:上の表の京都市でスケルトン解体した場合

坪数: 18坪 × 坪単価: 18,611円 = 解体費用: 334,998円

この場合、内装の解体費用は、およそ335,000円になります。

スケルトン解体費用の内訳

スケルトン解体における、解体費用の内訳について解説します。坪単価に含まれる「撤去費」「廃材処分費」のほか、「養生費」も必要です。

撤去費

解体工事を行う作業員へ支払われる費用のことを撤去費と言います。撤去費は、「坪単価」に含まれています。

撤去費の総額は、「人件費」×「作業日数」×「作業人数」で計算することができます。 しかし、日によって作業内容が異なることもあるため、正確な費用は見積りを取って確認する必要があります。

廃材処分費

建物の解体によって生じた木材やがれきなどの処分費を廃材処分費と言います。通常は、廃材処分費は「坪単価」に含まれています。

注意
相場よりあまりにも安い坪単価を提示している解体業者は、坪単価に廃材処分費を含めないで見積り金額を提示している場合がありますので、注意が必要です。

養生費

養生費は、近隣とのトラブル防止のために大切な費用です。

  • 建物を養生シートで取り囲み、建材の破片やチリ・ホコリが周囲に飛散しないようにする
  • 遮音性に優れた素材で作られた養生シートを使って、解体工事の騒音を抑える
  • マンションの共有スペースを養生シートで覆って、傷がつかないようにする

このように、養生には様々な役割があります。養生費は、養生シートの種類や量、材質によって大きく変わります。 そのため、坪単価には含まれず、解体費用の他に別途かかる費用です。

相見積もりでスケルトン解体費用を抑える

スケルトン解体の費用は、解体業者が持つ技術ノウハウ会社ごとの原価の違いなどによって、同じ建物でも見積り金額が異なります

更に、不動産業者が間に入っている場合は、中間マージンも発生してしまいます。

中間マージンとは?
不動産業者が間に入ることで発生する仲介料です。 建物の解体を不動産業者に依頼しても、実際に施工してくれるのは下請けの解体業者です。そのため、直接解体業者に依頼したほうが、中間マージンが発生せずお得です。

スケルトン解体費用を抑えるためには、見積り比較サイトの利用を検討してみましょう。

当社でも、見積り比較のできる「解体無料見積ガイド」を運営しています。

複数の業者から直接見積もりを取って、解体業者を比較して選べるため、お得にスケルトン解体を依頼できます。

スケルトン解体の注意事項

スケルトン解体を進める際の注意事項があります。解体工事を検討している方は、ぜひ確認しておきましょう。

打ち合わせをしっかりと行う

どこまで解体するか」「何を残して、何を取り壊すか」について、事前にしっかり打ち合わせをしておきましょう。

特に、マンションのようにオーナーが別にいる場合は注意が必要です。

「工事の依頼者」と「解体業者」だけでなく、「オーナー」も交えた打ち合わせをして、後々トラブルにならないように気を付けましょう。

ライフラインを止めておく

解体工事が始まるまでに、電気・ガス・水道など、ライフラインの停止が必要です。

しかし、中には工事中のホコリの飛散を防ぐために水道を利用する解体業者も存在します。そのため、事前に解体業者に確認してから停止するようにしましょう。

残置物を撤去しておく

解体業者に、建物の中に残っている日用品や家電、粗大ごみなどの残置物(不用品)の処分を依頼すると、別途処分費がかかります

解体費用を少しでも抑えたい場合は、売却したり、ごみに出すなどして自分で処分しましょう。また、残置物をきちんと処分しておくと、工事もスムーズに始められます。

詳しい残置物の処分方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。

貯金 家財道具はどうする?ひと手間プラスで解体費用を切り詰めよう!

不明な費用は業者に確認しておく

解体業者から無事に見積りを取ったら、見積書の内容をきちんと確認しておきましょう。

悪質な業者だと、身に覚えがない費用を請求してくる可能性があります。もし不明な費用が記載されている場合は、必ず解体業者に確認してトラブルを未然に防ぎましょう。

まとめ

マンションのスケルトン解体における費用について解説しました。

スケルトン解体を行うためには、内装の解体費用以外にも、養生費や撤去費など、様々な費用がかかると分かりました。 また、不動産業者を間に挟むと余分な中間マージンが発生してしまう可能性があります。

少しでもスケルトン解体の費用を抑えるためには、見積り比較サイトを利用して、直接業者に見積りを依頼することが重要です。

当社の運営している「解体無料見積ガイド」では、複数の解体業者に直接見積りを依頼できます。

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