神奈川県厚木市 有限会社丸三建材
取締役専務 大塚由樹様
スタッフ
丸三建材さんはどのような建物の解体に対応されてますか?
大塚様
木造が6割から7割、残りは鉄骨造です。鉄骨については軽量鉄骨が多いですね。
あと、RC造も年に1、2本受けています。
スタッフ
木造だけでなく、軽量鉄骨も多いんですね。
どういったお客様からご依頼を受けていますか?
大塚様
年間だと8割ぐらいが大手ハウスメーカーですが、ご近所や不動産屋からの依頼もありますよ。
スタッフ
大手ハウスメーカーから信頼されている業者さんなら、一般のお客様も安心して工事を依頼できますね。
ちなみに、お客様からご依頼をいただくために、どのようなことを心がけていますか?
大塚様
挨拶ですよね。普通の挨拶ではなく、会話につながる挨拶。
ご近所の方や施主様になるべく話しかけて、私達や解体工事について思っていることを聞くようにしています。
スタッフ
やっぱり挨拶は大事ですよね。
ご近所様や施主様のなかには、解体業者に対して身構えてしまう方もいらっしゃいますものね。
大塚様
実は、それが逆にチャンスなんですよ。
解体業者は怖いと思われているわけですから、笑顔で挨拶するとギャップで打ち解けるのが早くなるんです(笑)
スタッフ
たしかに、専務もいい笑顔ですよね。
大塚様
近隣挨拶は主に社長が行っていますが、作業員全員が挨拶を徹底していますよ。
解体作業をしていると、どうしても騒音や振動でご近所さんに迷惑をかけてしまいますからね。だから、挨拶と会話を心がけてご近所さんと信頼関係を築いておくことは大事なんです。
スタッフ
たしかに、自宅近くで解体工事が始まれば生活に影響が出ますからね。
でも、作業員さんと気軽に話せる関係になっていれば安心できます。
スタッフ
現専務と現社長は、どういうきっかけで会社を引き継ぐことになったんですか?
大塚様
先代の社長が42歳のときにガンになり、入院したんですよ。
当時20代後半だった兄貴(現社長)は、役職こそ専務でしたが社長の代わりを務めました。だから、自然に代替わりした感じですね。
スタッフ
社長様も相当ご苦労なさったんですね……。
専務もご一緒に会社を引き継がれたんですか?
大塚様
いえ、自分は8年ぐらい他所で電気工事の仕事をやっていました。
なので、電気工事は自分でやってしまいます。解体屋の仕事でも役立っていますよ(笑)
スタッフ
電気工事もできるなんて凄いですね!!
普通なら、お金をかけて専門の業者さんに依頼するところですよ。
幅広い経験は、いろいろと役立ちますね。
大塚様
はい。解体屋だからって解体工事だけやっているよりは、色んな所に行って経験を積んだ方が良いんです。
ちなみに、社長の次男坊は足場工事をやっていました。解体工事には危険がつきものですけど、足場工事の技術があれば安全に作業できますから。
スタッフ
お客様からすると、自宅の解体で事故が起きたら困りますものね。
ちなみに専務が入ったころは、会社は順調でしたか?
大塚様
商売柄、会社に親父と兄貴と自分の3人しかいないときも結構あって大変でしたね。
それでも、他の解体業者が嫌うような依頼を受けていましたよ。
スタッフ
みんなが嫌うような依頼、とは?
大塚様
高所での危険な作業とか、狭所のような重機が使えない現場とかですね。
オペレーターとしての技術力は相当高いので、ウチしかできないところをやってましたよ。
大塚様
現在はオペレーターが5人、重機は4台に増えました。なるべく機械で壊した方が工期も費用もかからないので、今も機械壊しに力を入れていますよ。
スタッフ
効率よく解体作業ができるように、工夫されているんですね。
スタッフ
若手への代替わりについて、展望をお聞かせください。
大塚様
先代がやったように、若手にも早めに経験を積ませてあげたいですね。お客さんに顔を覚えてもらって、行政への申請や資格取得に挑戦してもらいたい。
ただ、まずは工事を一人前にできないとね。
スタッフ
工事の品質が一番大事ですものね。
ちなみに、希望としては会社を何人体制にしたいですか?
大塚様
今のところ、人を増やすことは考えていませんね。
人を増やすよりも人材を育てて、同じ人数で工期を短くした方が利益が出ます。
スタッフ
え!?人数を増やそうとしないなんて驚きです!!
大塚様
通常は1つの現場を3人で回すんですけど、重機で建物を壊すなら4人に増えたところで工期は変わらないんですよ。だからといって単に現場数を増やしても、ゴミの処理費が増えるだけで利益は上がりません。
大塚様
それなら、若い子たちを育てて一現場ごとの工期を短くする方が効率がいい。
その方が工事の品質を保ちながらコストが抑えられますし、人数が増えないぶん若い子たちにも給料を多く渡せますから。給料が上がれば、やる気もさらに出るでしょう。
スタッフ
人材が育てば、工事品質もさらに上がりますよね。
工夫して経営されているのですね。
スタッフ
正確な見積もりを出すために、お客様ができることはありますか?
大塚様
家の仕様書を見せていただきたいですね。仕様書があれば、工法とか基礎の深さ、外壁のアスベスト含有について分かります。
あと昔話を聞ければ、水道が通っている場所とか地中埋設物の有無とかが、ある程度予測できるかもしれません。さすがに見積書には載せられませんが。
スタッフ
あらかじめ追加工事の可能性を知っていれば、お客様も納得しやすいですよね。
ちなみに、残置物の処分についてアドバイスはありますか?
大塚様
解体業者からすると、現金以外はゴミとして処分するか迷ってしまいます。
事前にキチンと遺品整理の専門家などにお願いした方がいいですね。
スタッフ
大事なものかどうか、専門家に判断してもらうべきなのですね。
スタッフ
本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
丸三建材さんが効率的な経営を考えつつ、お客様を大事にしていることがよく分かりました。
神奈川県厚木市に事務所がある有限会社丸三建材さんにお話を伺いました。丸三建材さんが対応しているエリアは神奈川県全域、東京都八王子市(高尾周辺含む)、町田市、府中市、立川市です。丸三建材さんのような優良業者の情報を、これからも発信していきます。
会社名 | 有限会社丸三建材 |
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所在地 | 〒243-0803 神奈川県厚木市山際661番地 |
代表者名 | 大塚健一 |
電話番号 | 046-245-0259 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
公式HP | https://kaitai-marusankenzai.com/ |
資本金 | 500万円 |
設立日 | 1990年 |
対応する工事 | 戸建 |
対応エリア | 神奈川県全域、東京都八王子市(高尾周辺含む)、町田市、府中市、立川市 |
その他 | ■許可・認可 建設業許可:神奈川県知事許可(般-28)第48315号 産業廃棄物収集運搬業許可:神奈川県01402023793 産業廃棄物収集運搬業許可:東京都第13-00-023793号 |
いろんな業者さんに相談しました。
その中でも丸三建材さんが一番親身になってくださり、料金的にも仕事内容も提案も、満足できるものでした。
おすすめの業者さんです!!